起立性調節障害の再発

起立性調節障害がせっかく完治したのに、再発してしまう事があります。せっかく治ったと思って元気に学校や会社に行けるようになったのに、また以前の様な辛い朝を迎える毎日を送るようになってしまっては、本当に残念な事です。ここでは起立性調節障害の再発について考えていきたいと思います。

起立性調節障害の再発の原因

起立性調節障害の再発の原因は、ストレスでしょう。人間というのは体調が良くなると、つい無理してしまいがちです。夜遅くまで起きて勉強や仕事をしたりして忙しい毎日を送ってると、ストレスが蓄積されていきます。そのストレスが自律神経を乱し起立性調節障害を再発させてしまうのです。またそうした日々のストレスの蓄積以外にも、ある日、突然大きな事件が起きたりするのも本人にとって大きなダメージとなります。例えば失恋した、志望校の受験に落ちた、先生に酷く怒られたなど、そういう突発的な大きなストレスが原因で、急に起立性調節障害が再発してしまう事もあるのです。

再発したら原因究明を

もし起立性調節障害が再発した場合は、とにかく原因を究明する事です。原因を探して、その原因が判明したら、その原因を取り除くようにして下さい。例えば、「そう言えば最近、夜更かしが多かったな」と思い当たる部分があったら、早く寝るようにすれば良いのです。また「そう言えば、最近クヨクヨ悩む事が多かったな」と思い当たったら、もっと楽的的に考えるようにして下さい。そして気分転換に旅行に行ったりして、自分に合ったストレス解消法を行えば良いのです。そうすれば起立性調節障害が再発しても、少しは症状の軽減に役立つと思います。