起立性調節障害で倒れる人

起立性調節障害の人は、立ちあがった時や、立ったままの状態を続けていると、ふらついて倒れる事があります。その原因は脳への血流が不十分になるからです。

自律神経が原因

起立性調節障害の人が倒れる原因は、脳への血流不足ですが、そもそもそれを招いている根本原因は自律神経にあります。立った姿勢を続けてると重力で血液が足に沈んでしまい脳への血液が不足してしまい倒れる原因になります。だからそれを防ぐ為に人間の体は上手く出来ており、自律神経によって自動的に血圧を上げて血液を脳の方へ流すようになってるのです。ところが起立性調節障害の人は、自律神経の働きが狂ってますので、ベットから立ちあがった時や、長時間立ってる時に血圧のコントロールが上手く出来ない為に、脳への血流不足となり倒れる事が起きてしまうのです。

起床後に倒れる

起立性調節障害の人は朝起きようとすると、ふらつく事が多いです。無理に立ち上がると倒れる原因になりますので頭を打たないように注意して下さい。

起立性調節障害 倒れる

駅のホームで倒れる

起立性調節障害の人が駅で電車を待っている時に、倒れるような事があると怖いですね。万が一でもホームの下に転倒するような事があってはなりません。起立性調節障害の人は駅のホームで倒れる事を防止する為に、なるべくベンチに座るか、ホームの中央辺りで待つようにすべきでしょう。

集会の時に倒れる

起立性調節障害の子供は学校の集会(特に朝)の時に倒れる事が多いと思います。もしかしたら、この病気を発症する以前から、もともと集会の時に倒れる事が多かったのかもしれません。もし集会の時に気分が悪くなったら倒れる前に座ってしまいましょう。

お風呂上がりに倒れる

健康な人でもお風呂上がりに、ふらつく事があります。それはお風呂に入ってる間は、心身共にリラックスしてるので副交感神経が働く事により血圧が下がってる状態になってます。そんな時に急にお風呂から上がったら、ふらついたという経験をお持ちの方も多いしょう。しかし自律神経が正常な方は、ふらつく程度で済みます。ところが起立性調節障害の人は倒れる事があるのです。お風呂の中で倒れると、床が固くなってますので頭を打つと危険です。気を付けてましょう。