起立性調節障害と低血圧

起立性調節障害の人達は低血圧で悩んでいる事が多いです。と言うのは、朝起きた時、血圧が上がらないので立ちあがった時に脳貧血のような症状を起こすのです。つまり立ちくらみです。だから朝、いつまでも寝ていたい気分になるのです。ここでは起立性調節障害と低血圧についてお話をしたいと思います。

低血圧は起立時が特に問題

起立性調節障害の人達にとって低血圧は、立ってる状態の時が特に問題が生じて来ます。と言うのは人間は立ってる時は、重力で血液が足の方へ下がりますが、それを血圧を上げる事によって、全身に血液を流そうとします。これは自律神経が正常な人なら、そうなるのです。しかし起立性調節障害の人達は自律神経が正常でないので、立ってる時に低血圧のままなので、血液が頭や全身に行き渡らずに、足の方へ下がったままになります。そうすると立ちくらみがするのです。

低血圧のまま学校に行くと

起立性調節障害の学生が学校に行くと、特に午前中は頭がボーとしますので、授業に集中出来ません。これは低血圧の為に、脳への血流が不足しているからです。頭を働かせるには十分な酸素と栄養(ブドウ糖)が必要です。その為には、酸素と栄養を運ぶ為の血液の流れが十分でなければなりません。それには血圧が正常でないといけません。だから学校の授業に集中出来る為にも、起立性調節障害の人達は低血圧を改善させないといけません。

起立性調節障害 低血圧

食事を変えても完治は無理

一般的に起立性調節障害の低血圧の人は、食事に気を付けようとします。確かに食事も大事です。例えば塩分不足にならないようにするとか、水分をしっかり飲むとか。また女性なら生理の時に失われる血液を補う為に、栄養をしっかり摂るとか。しかしそうした食事療法を行っても、それだけで完治は難しいでしょう。何故なら根本原因である自律神経を調整しない限り、起立性調節障害の低血圧は完治しないからです。

自律神経の調整専門の手技療法

遠藤自律神経研究所は薬を使わないで自律神経を調整する手技療法を行ってます。起立性調節障害の低血圧の根本原因は自律神経ですので、そこを改善させないと根本解決になりません。どうぞ当所の施療で元気になって下さいね。心より応援致します。