起立性調節障害の頭痛の対処

起立性調節障害の人の中には頭痛薬が効かない事もあります。効く人は良いですが、効かない人は本当に大変ですね。ここでは頭痛薬が効かない時の自分で出来る対処法も説明しますが、その前に頭痛薬に依存し過ぎると怖い事を説明します。

頭痛薬の飲み過ぎに注意

頭痛薬が効かない場合はもちろん、例え効く場合も頭痛薬の飲み過ぎには注意すべきです。これは何も起立性調節障害の人に限った事ではありません。一般的に頭痛薬を飲み過ぎると「薬物乱用頭痛」と言って余計に頭痛が悪化する事もあるからです。例えば以前は効いていた頭痛薬が効かない事が出てきたら、それは「薬物乱用頭痛」の可能性があります。

次のような方は注意

次の様な事に当てはまる事がありましたら、薬物乱用頭痛の可能性がありますので、注意して下さい。

・頭痛薬を月に10日以上飲んでる
・月に15日以上頭痛がある
・薬の量を増やしても痛み強くなった
・以前は効いていた頭痛薬が効かない

以上の事に当てはまる事がありましたら注意して下さい。これは何も起立性調節障害の人に限らず、他の人達も同じです。

起立性調節障害 頭痛薬効かない 対処

頭痛薬が効かないと

ところで起立性調節障害の人は頭痛薬が効かないと大変だと思います。朝起きた時から頭が痛いし吐き気もするし、めまいもします。だから学校や会社に行く事が出来ないし、朝起きあがる事すら出来ない人も多いです。そこで1日中、頭痛の為に寝て過ごすなんて事もあるかもしれません。

起立性調節障害の頭痛の対処法

そこで起立性調節障害の頭痛に対する対処法を書いておきたいと思います。その場合は、緊張性の頭痛によるものなのか、偏頭痛によるものなのかによって対処法が違って来ます。

・緊張性の頭痛
この場合は頭の血管が収縮している事によって起こる頭痛です。そのため、肩こりや首こりも持っている方が多いです。起立性調節障害の人は肩コリや首こりの方が多いので、この緊張性頭痛の方が多いのかもしれません。

対処法としては、肩コリの原因となるスマホやパソコンのやり過ぎに注意する事です。それと読書も同じです。つまり長時間のうつ向き姿勢は首こりの原因になるのです。よって起立性調節障害の人は、ある程度、スマホや読書をしたら、中止して休むべきです。

・偏頭痛の場合
偏頭痛の方は頭の血管が拡張する事によって起こります。起立性調節障害の人は昼間ゴロゴロと横になってばかりいる人が多いです。しかし寝てばかりいると、副交感神経の過剰な働きで頭の血管が拡張し、それが偏頭痛の原因になる事があります。だから対処法として、起立性調節障害の方は、寝過ぎに注意すべきです。

当所の手技療法

このような対処を行っても起立性調節障害の頭痛が改善しない場合は、一度、当所の施療を受けてみられてはいかがでしょうか? 遠藤自律神経研究所の整体療法は、起立性調節障害と頭痛の根本原因である自律神経を調整します。薬は一切使いませんので、頭痛薬が効かない方でも期待出来ます。