起立性調節障害と冷え症
起立性調節障害になると冷え症で悩む人も多くなります。特に女性は筋肉が少ない関係で、男性以上に冷え症で悩む方が多いようです。ここでは起立性調節障害と冷え症の関係と治し方について説明いたします。
起立性調節障害と冷え症の関係
起立性調節障害になると、なぜ冷え症が起きやすくなるのでしょうか? それは血流の悪さが関係してます。起立性調節障害の人は低血圧なので、どうしても血流が悪くなります。低血圧だと足に沈んだ血液が、全身に回らなくなるので、それで冷える訳です。
女性は特に冷えやすい
起立性調節障害の人は男女共に冷えやすくなりますが、特に女性は冷えやすいです。その理由は女性は筋肉があまり付いてないからです。体の熱は筋肉によって発生しますので、筋肉が多く付いている男性の方が有利になります。しかし例え男性でも運動不足で痩せすぎの人は、冷え症になる事が多いです。
運動をしましょう
では起立性調節障害の人は冷え症を予防・改善するためには、どうすれば良いのでしょうか? それは運動をする事です。もともと起立性調節障害の人は運動不足の人が多いので、それでは余計に冷え症が治りにくくなります。ふくらはぎの筋肉を特に鍛えると良いので、ただ歩くだけでも良いです。
食事をしっかり食べる事
いくら運動しても食事がいい加減だと効果は出ません。もし食事がいい加減なのに運動すると、余計に具合い悪くなる原因になりますので、ちゃんと栄養のある食事をしてエネルギーを得てから運動するようにして下さい。そうすると起立性調節障害の冷え症も治りやすくなります。
当所の手技療法
もし食事もちゃんと食べて運動をしても、起立性調節障害の冷え症が改善しない場合は、遠藤自律神経研究所にお任せ下さい。当所は自律神経を調整する整体療法を行っております。結局、起立性調節障害の冷え症は自律神経が根本原因ですので、そこを改善させる方法が一番なのです。食事療法と運動療法は、あくまでもその補助的な対策と考えた方が良いでしょう。とにかく、まず自律神経の調整する事が大事なのです。何故なら血流の善し悪しは、自律神経によって左右されるからです。
施療直後に温まる方は多い
当所に来られる方で、施療直後に「体が温かいです」という感想を述べる方は非常に多いです。中には温かさを通り越して「体が暑いです」言う方も珍しくありません。他にも「手先がジンジンします」と言う方もいます。つまり手先まで血流が行き渡るので、そういう表現になる訳です。