起立性調節障害と肩こり

起立性調節障害の方の中には、実は酷い肩こりで悩んでいる方も多い事でしょう。肩こりは大人だけでなく、子供にだって増えております。今の子供は昔みたいに自然の中でのびのびと遊ぶ時間が無くて、代わりにスマホに熱中したり小学生から塾に通い詰めたりしてます。そうしたストレスや姿勢の悪さなどが原因で、小学生や中学生でも肩こりで悩む子供が増えております。そしてちょうど中学生になった頃に、起立性調節障害も発症する事が多いのです。

 

肩こりの根本原因

肩こりの根本原因は何だと思いますか? 肩にあると思いますか。もし本当に肩だけにあるのなら、肩だけをマッサージすれば完治するはずです。しかし肩だけを揉んでも根本解決になりません。実は肩こりの根本原因は自律神経にあります。これは起立性調節障害だって同じなのです。

肩こりは頭痛の原因になる

起立性調節障害の人達は頭痛で悩んでいる方が非常に多いです。ところで肩こりというのは実は、緊張性の頭痛の原因になる事が多いのです。つまり肩がこる事により後頭部の筋肉も一緒に緊張する事により、頭痛が起きるのです。すると、ただでさえ起立性調節障害の人達は頭痛で悩むケースが多いのに、そこに肩こりが起きると、余計に頭痛が悪化する恐れが十分にあるのです。

起立性調節障害 肩こり

長いうつむき姿勢に注意

肩こりの人は、うつむく様な姿勢は長時間は続けない方が良いです。と言うのは、下を向いてばかりいると、首や肩に負担がかかるからです。だからスマホ、ノートパソコン、読書を長くやってると肩が疲れて来ます。その場合は、15分置きぐらいに、上体を後ろに反らす姿勢を取って休むと良いでしょう。また起立性調節障害の人は、時々、その場で「かかと上げ運動」や「スクワット運動」をしたりして、足の血流を良くすると良いでしょう。そしてとにかく歩く事です。歩く事は起立性調節障害の人にとっても、肩こりで悩む人にとっても共に良い運動になります。

起立性調節障害の根本療法

起立性調節障害になると肩こりだけでなく、心身共に様々な症状が発症します。しかし根本原因は1つ。自律神経なのです。だからこの根っ子の部分を改善すれば、万病を改善させる事が可能なのです。だから当所は起立性調節障害や肩こりに限らず、いろいろな症状を改善させる事が出来ますので、「こんな症状まで一緒に取れるとは思わなかった!」と感動する方も珍しくありません。