修学旅行と起立性調節障害

起立性調節障害の学生さんは、具合いが悪い為に修学旅行に行けるかどうか悩んでいる方は多いかと思います。修学旅行とは、いつまでも楽しい思い出として一生記憶に残るものです。しかしそれが起立性調節障害の為に行けなくなるという事は、たいへん残念なものです。だから何とか治して欲しいものです。

修学旅行に行けるかどうか

起立性調節障害の学生さんが修学旅行に行けるかどうかは、その人の重症度によって変わってきます。例えば症状が軽い軽症の人なら、症状があったとしても学校生活への支障は少ないので修学旅行に行く事も十分に可能です。

しかし起立性調節障害が中等症になってくると微妙となります。中等症の場合は、週に1~2回、遅刻や欠席をするようになりますので、そこまで悪いと修学旅行中に悪影響が出る可能性が十分に考えられます。また午前中、具合いが悪い事が多いので、午前中は辛い思いをする事になります。その辺をどうクリアするかが問題となります。

起立性調節障害が重症の方は、もう最初から修学旅行を諦めてる方が多いと思います。重症になると修学旅行どころか、学校にも毎日、行ってない状態となっているからです。

起立性調節障害 修学旅行

修学旅行の問題点

なぜ起立性調節障害だと修学旅行に行けるかどうかの問題が起きるのでしょうか? それは集団行動をとるからです。もしこれが単なる家族旅行だったら、気楽に行く事が出来るでしょう。しかし修学旅行は大勢の人達と一緒に行きます。そこでもし起立性調節障害の生徒が具合い悪くなったら、先生には責任がありますので必ず傍に居ないといけません。しかし先生は他のクラスの子達を引率しないといけないので、起立性調節障害の生徒だけに付き添ってる訳にはいきません。そうなると保護者の方に「具合いが悪くなったので、迎えに来て下さい」という電話が行く事もあります。しかし修学旅行が海外の場合は、家族が迎えに行けないという事になります。つまり旅行先が遠ければ遠い程、心配になる訳です。

事前に三者面談をしておきましょう

だから起立性調節障害の学生さんが修学旅行に行きたい場合は、もし旅行先で具合いが悪くなった場合どうするのかという事を、事前に保護者と教師、それに本人で三者面談をしておくべきです。そうすれば、もしもの時に迅速な対策が出来るからです。

修学旅行に行けるようになる為に

遠藤自律神経研究所は起立性調節障害の学生さんが、楽しく修学旅行に行けるように精一杯の応援を致します。当所は起立性調節障害の根本原因である自律神経を調整する手技療法を行ってます。だから病院や薬で治らなかった方でも改善するのです。そしてどうぞ一生の思い出になる修学旅行に行けるようになって下さい。心より応援致します。