起立性調節障害と夜更かし

起立性調節障害の人は、夜更かししてしまう事がよくあります。しかしそれは、わざと夜遅くまで起きてる訳ではありません。本人だって明日の朝に備えて、早く寝ようと思って22時頃には布団に入いる訳です。しかしそれでも寝れなくて困ってるのです。やがて本人も早く寝る事を諦めてしまい、仕方なく夜更かししてしまうのです。それが起立性調節障害の典型的な症状なのです。だから夜更かしというと、何だかわざと起きているイメージがありますが、それとは違います。

本人だって夜更かしは不本意

起立性調節障害の子供は夜は2時、3時まで寝れなくて困っていて、朝は朝まで早く起きれずに困ってます。すると親は子供につい、「早く寝なさい! 夜更かしなんかしてるから、いつも朝起きれないんだよ!」と怒鳴りたくなります。確かに夜遅くまで、スマホなんかいじってる子供を見てると、わざと夜更かしをしている様に見えてしまいます。しかし夜早く寝れないのが、起立性調節障害の特徴なので仕方が無いのです。本人だって夜遅くまで起きてるのは不本意なのです。

早く寝ようとする努力は必要

しかしだからと言って、夜更かしをしても良いという意味ではありません。そんな考えだと、ますます起立性調節障害が改善しずらくなります。やはり早く寝ようとする努力は必要なのです。だから諦めないで22時~23時の間には布団の中に入って寝ようとして下さい。

起立性調節障害 夜更かし

夕食は8時までに済ませる

起立性調節障害の為に、夜寝れないからと諦めてしまい、夜更かしをして、夜遅く食べるような習慣はいけません。夕食は遅くても8時までには済ませて下さい。そして22時~23時までの間に布団に入るようにして下さい。夜遅い時間に夕食を食べて、すぐに寝ようとしてはいけません。熟睡出来ないからです。夕食後から寝るまでに2~3時間は空けるべきなのです。

夕食後のスマホは控える

起立性調節障害の人は、スマホやTVゲームに夢中になる事もありますが、それだとますます夜更かしの症状が改善しずらくなります。と言うのはスマホ、TV、パソコンという画面を見過ぎると脳が疲れてしまうのです。その状態で、寝ようとしても寝れない事が多いのです。するとますます起立性調節障害の人は、夜更かしが酷くなってしまいます。その為、スマホやパソコンは、特に夕食後は控えるようにして下さい。

早寝早起きの為の施術

ところで遠藤自律神経研究所は、皆様の夜更かしの症状を改善させる事が出来ます。もちろん朝もスッキリ早く目覚める事が出来るようになります。だから理想とする早寝早起き習慣が再び出来る様になります。